前回の日本出張の時、初めてお会いする本社の方が多かったのですが、よく聞かれたのが「日本に帰ってくる気はないの?」という質問。
これは多分「香港現法辞められると困る」という意識を持って聞かれている本社のお偉いさんから、純粋に興味本位で聞いている場合まで、人それぞれの意図だとは思うのですが、どう答えるのが一番ささるかなと試行錯誤しながら答えていたりするわけです。
・HKUST MBAの価値を最大限に活かす
・外国人として海外に住んでいる限り現地の習慣・慣習から自由でいられるので楽
・仕事を行う上でのカルチャーが日本よりも香港が合う
・ライフワークバランスを取りやすい
・中華圏の映画が好き
・香港でたくさん友達出来たから離れたくない
・コンパクトな都市で何かと便利
等々。
でももっと本質的なところで、いい答えがあるんじゃないかと少し考えてみた結果、答えが出ました。それは、
・多様性と国際性の高い都市
という点。多様性が高いというのは、様々な考えや行動様式がお互いに許容し合える、ということ。日本はその点均質的なので、その中にいる人達はものすごく居心地がいいですが、よそ者を受け入れない部分や他者への寛容さに欠けていると思います。だから気を遣う、空気を読む、という必要があり、僕はそこがしんどいなと思うわけです。
国際性、というのも多様性の結果とも言えるでしょうね。
香港でなくてもニューヨークとかでもいいのか、と聞かれそうですが。ニューヨークも住んでみたいのでそれは間違っていないかなと。