『葉問 - 終極一戰』観ました。

黃秋生(アンソニー・ウォン)主演、その他に袁詠儀(アニタ・ユン)、鍾欣桐(ジリアン・チョン)、周定宇、陳小春(ジョーダン・チャン)、洪天明(ティミー・ハン)、蔣璐霞、周楚楚、曾志偉(エリック・ツォン)、廖啟智(リウ・カイチー)、王祖藍(ウォン・チョーラム)、葉準、熊欣欣等出演。邱禮濤(ハーマン・ヤウ)監督作品です。

例によってあらすじは香港電影迷宮さんのblogでどうぞ。

■[見る][香港映画]《葉問:終極一戰》:2013-04-01 - 香港電影迷宮 blog

アクション俳優ではなく、個性派俳優である黃秋生を主役である葉問に当ててくるとは、邱禮濤やりますなぁ。彼は『葉問前傳』でも監督をしています。また『葉問前傳』同様、葉問の息子である葉準がカメオ出演しています。また『葉問前傳』では洪金寶(サモ・ハン)が出てましたが今作品では息子の洪天明が出て、お父さんには敵わないものの、それなりにアクションシーンもこなしています。

ストーリーの見せ方が非常に上手く、王家衛(ウォン・カーウェイ)の『一代宗師』よりはるかに面白かったです。また息子さんが出ていながら、葉問の恥部とも取れなくはない、最期を看取った(水商売っぽい)女性も出てきます。よくこれを描けたな、とビックリです。

1950年代、60年代の香港(九龍城や深水埗の辺り)が物語の中心になっていて、オールド香港も楽しめる作品です。