徒然なるエッセイ

ここ2,3年話題のレストランになっている、「俺のイタリアン、俺のフレンチ」を経営している坂本孝さんの著書。

この方、ブックオフの創業者でもあり、これまで13社起業して、今の飲食店経営を除くと2勝10敗だとか。日本ではめずらしいシリアルアントレプレナーですね。

本にはこれまで起業した会社のこと、そして「俺のイタリアン、俺のフレンチ」の競争優位性のこと、そして稲盛和夫氏から学んだこと（盛和塾の塾生だそうで）を中心にまとめてあります。

飲食業をやったことがない御仁だったからこそできた価格破壊。飲食業の常識を無視したやり方で成功しているところは、他の業界でも十分通じる普遍性がありそうです。さらっと読めるので、通勤のお供にいいかも。