iPhone狂想曲2014

9月19日、とうとう世界各国でiPhone 6/6 Plusが発売になりました。今回日本でも大いに話題になったのが以下のポイント。

・中国人/ホームレスのテンバイヤー(転売屋)の大活躍

かねてから日本では転売について「どうなのよそれ?買いたい人が買えないじゃ無いか!」という声が上がっていましたが、今回は特に中国人の待ち行列に対するマナーの悪さとホームレスを使った待ち行列とで、昨年以上に大きな話題になっているようです。

ホームレスはともかく、中国人のテンバイヤーが列の割込・待ち行列に仲間引き入れ等、「中国国内では当たり前」な技を繰り出したことに、日本の皆さんは嫌中感を募らせてしまったようです。まぁその点は中国人テンバイヤーに非があるとは思います。

ただ、彼らをみてひとくくりに「これだから中国人はダメなんだ」的なステレオタイプな考えを持たないで欲しいなと思います。中国人の中にも様々な人がいますので。

さて、転売そのものはきわめて正常な商行為。お友達のFBにも書きましたが、「通貨(FX)とかコーヒー豆(先物)だったら何も言われないアービトラージでしかない」のに、iPhoneというだけで眉をひそめるのはどうなのかな?と思います。

ここ香港でもテンバイヤーは大活躍。少なくとも需給があるから成り立つ商売。それをNGにするには、売り手(Apple)が何らかの対策を講じればいい話。実際iPhone 6 Plus 128G Goldをここ香港で1台転売するとHKD10,000程の利益が出ますので、2台売ればそれだけで香港の平均月給を超えちゃいます。そりゃ並ぶよね...。

とまぁ、毎年この時期の恒例行事になりつつあるiPhone狂想曲について2014年版の感想を書かせて頂きました。