銅鑼灣のアップルストア前には大量の転売ヤーが陣取っていて、座り込んで大量の在庫を積み上げていたのですが、先週位から一掃されました。一掃したのは食物及衞生局(通称FHB)のようで、こちらのオフィスの制服着た方々が目を光らさせています。なぜFHBなのか、その理由は分かりませんが...。
とはいえ、ゼロになったのではなく、立ったまま手持ちで売り込む転売ヤーはまだ若干いますが、以前に比べるとかなり雰囲気も良くなりました、アップルストア前。
転売ヤーが活躍する理由は、今も香港でiPhone 6/6 Plusが入手困難で、事前オーダー制なんですが、毎朝数十分で当日分の割当が埋まってしまうため。困ったものです。
転売ヤーを一掃する一番簡単な方法は、アップルストアに在庫を積み上げて、誰でも何台でも買えるようにすること。経済学の基本、需給曲線ですね。誰でも買えるようになったら転売市場が値崩れして誰も買わなくなるでしょう。定価より高く仕入れた転売ヤー達は悲鳴を上げることになります。
アップルがそれをやらない理由は、量を出しすぎるとブランド価値が希薄化するのを警戒しているのか、生産が追いつかないためなのか...。