『北京遇上西雅圖之不二情書』観ました。

湯唯(タン・ウェイ)、吳秀波(ウー・シュウボー)主演、薛曉路監督作品です。なにげに谷垣健二さんがアクション監督やっていてびっくり。

ららぴっとさんのblogにあらすじと解説があります。

『北京遇上西雅图之不二情书』Book of love(中国映画):ららぴっとの江蘇省南通市から

前作から3年。なんかアクションシーンから始まったぞと思ったらこれは夢(ここが多分谷垣アクション監督の担当範囲でしょう)。

夢から覚めたところからが実質の始まり。湯唯は澳門のカジノで働きつつ、自身もギャンブル依存症で借金漬け。吳秀波はロサンゼルスで不動産を中国人相手に売り込むトップセールス。

その二人がひょんな事から本を送りあい、文通状態に。最後の最後まで二人は文通のままなのですが、『前作と全く関係ない』ストーリーでした。題名は北京とシアトルのままだけど今作は澳門とロサンゼルスだし...。

今作中二人が文通をする『チャリング・クロス街84番地』は実際のお話。前作とは全く関連性が無いとは言え、主役の二人と監督が同じで、遠距離恋愛をモチーフにしていて、共通項はあり、また話も単なる恋愛話で終わらせず、家族とはなにか、という根源的なテーマも含んでいて、非常に面白かったです。ものすごくオススメです。

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