昨晩2週間に渡る日本出張を終え(といっても先週末は香港帰ったけど)帰国の途につきました。
21時20分成田発、香港行きのフライト。成田を出て2時間過ぎの時点でなにやらアナウンスが。最初はアムハラ語で。途中「チャイナ」を連呼していたので、何だろう?と思っていたのですが、英語のアナウンスで中国の上を飛ぶ許可が得られず、大阪にダイバートするというアナウンス!!沖縄付近まで行っていたのに、そこから1時間かけて大阪に戻ってしまいました!
大阪に着いたのが日本時間で1時頃。「1時間ほど滞在後再度出発」と行っていたのに、3時過ぎに「中国の代わりに台湾を飛ぶ許可を得たが、関西空港から飛ぶ許可を交渉中」というアナウンスが出た時点で、朝5時過ぎまで飛べないことを確信。実際飛んだのは5時過ぎでした。条例等で真夜中は飛べないんだと思います。機内から出れなかったので、4時間大阪にて機内閉じ込め...。
結局香港着いたのが朝8時20分。11時間程の長旅になってしまいました。許可が出なかった理由については何も(英語では)説明がなかったのと、疲れていたのでCAに聞く余裕もなく。家に帰って妻に話したところ「六四だから?」と言われて、そうかと思いました。
推測でしかありませんが、第二次天安門事件から27年目の今日、中国空域に臨時の規制がかかっていてもなにも不思議ではありません。中国の空域は人民解放軍がほぼ管理しており、事前通告も理由もなく突然民間機が一切入ることが出来なくなることはままあります。中国国内線が遅れる諸事情の一つはこれ。台湾の許可が出て帰ってきたというのも、空路を変えることで中国空域入りを避けたということなんだと思います。
そんなこんなで疲れ切って帰ってきたこともあり、今年の第二次天安門事件追悼集会には不参加で...ごめんなさい。