転機となったあの一言

僕が新卒で入った会社での1回目の異動後(最近振り返ってあれは左遷だなと思いました)、学生時代に自分の思い描いていたキャリアパスから外れてしまい、キャリアの再構築を考えていました。

転職も考え、友人である山田村ふれあい祭仲間の伊東氏に相談したところ、紹介されたのが元オラクルのHRマネージャで、当時独立されて間も無かった高橋さん。

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上記記事で出てくる高橋敦子さんというのがその方。記事を読んでお元気そうなお姿を拝見し、1度だけ伊東氏の紹介でお会いしたときのことを思い出しました。その時のアドバイスとして「ITバブルが弾けた今、経験者優位の転職市場。今やっている仕事と異なる、本当にあなたのやりたいことをしたいなら、まずは社内で出来そうな部門への異動をして経験を積んだ方が良い」というもの。

確かに仰る通り、と思い即行動。丁度会社が同規模の同業他社と対等合併した後でもあり、調べてみると旧同業他社の方に自分のやりたかったERP関連事業が。しかもそこの課長が僕が新入社員時代の先輩。メールで連絡を取り、交渉して、当時の組織としては異例というか、かなり横紙破りの異動をしたのでした。

その異動がMBA入学へ繋がっていくので、あの時の高橋さんのアドバイスが僕のその後の人生を大きく変えたと言えます。ご本人にとって僕はごまんと会っている転職希望者の一人でしょうから覚えていらっしゃらないでしょうが。