『週刊アスキー・ワンテーマ MSX30周年:愛されつづけるMSXの歴史と未来 (―) 』読了

僕が親に初めて買ってもらったパソコンが松下電器(当時)のMSX、CF-2700。本当はPC8801シリーズが欲しかったけど、高いと知っていたのでMSXを有り難く頂戴し、パソコン初期の時代を楽しんだものでした。当時はまだカセットテープでソフトウェアが流通していたし、BASICはもちろんマシン語も使ってのプログラムが、パソコン雑誌に乗っていた時代。MSXは各社が作りやすいように規格がシンプルだったため、パソコンの入門機としては非常にいいものだったと思います。

そのMSXが発表されてから2013年が丁度30周年だったようで、週刊アスキーのMSXに関するコラムがKDPされたのが本書。MSXに関する裏話はいろんな所で出ているのでそれほど目新しい話はないもの、MSXで使われたチップを巡るお話などは中々面白かったです。

週刊アスキー・ワンテーマ MSX30周年:愛されつづけるMSXの歴史と未来 (―)
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス (2013-10-31)
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