『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』読了

鈴木宗男事件に関連して逮捕、有罪判決を受けた著者による検察庁の国策捜査前後の回顧録です。

本書を皮切りに、外務省職員から作家へと転身した著者の、原点ともいえるもので、20世紀末の日ソ/日ロ関係含め非常に面白く読めました。

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)
佐藤 優
新潮社
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