『ほんとうの中国の話をしよう』読了

張芸謀(チャン・イーモウ)監督作品『活きる』の原作者でもある余華のエッセイ本。

元々中国国内での出版を考慮しないで書いた内容であり、大躍進計画、文化大革命、そして第二次天安門事件まで、自分の体験したことを余すこと無く書いていて、非常に示唆に富む視点を提供してくれます。

本書が中国国内でも出版できるような時代が来たら...とは思いますが、余華が生きている間にそのような時代が来るとは思えないですね...。

ほんとうの中国の話をしよう (河出文庫)
余 華
河出書房新社
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