昨年末の大事件について

カルロス・ゴーン被告が日本を密出国した件について、多くの人が擁護もしくは批判をしています。

僕は、今の日本の司法と検察のあり方を考慮すると、彼の取った方法を非難出来ないし、また同じ事が出来る人もほとんどいないとも思います。日本国民でない彼にとって、日本でどれだけ批判されようとも、日本に二度と足を踏み入れることが出来なくなったとしても、さほど痛くもかゆくもないのでしょう。

彼の弁護をしている方が本件についてblogを更新されています。

彼が見たもの:刑事裁判を考える:高野隆@ブログ

法律上の正義と、実際のあり方には常にギャップがあるわけで、それは弁護士としても如何ともしがたいところ。その辺りがにじみ出るblog記事でした。