『香港危機の深層「逃亡犯条例」改正問題と「一国二制度」のゆくえ』読了

これまた刺激的な題名の本を読んでしまいました。そろそろ国家安全法違反で捕まりそうです(笑)

かなり旬なテーマ、昨年の香港での大規模デモに関する中間報告書的な本となっていますが、それがかすんでしまう位重大なことがここ1ヶ月に起こったので、同じ著者メンバーによる続編を期待したいところ。

本書では昨年のデモに関して社会、政治、歴史、経済、そして市民の面から多角的・重層的に記述していて、良くまとまっています。昨今の香港情勢を理解する上で必須の書といえるでしょう。