『ゴーンショック 日産カルロス・ゴーン事件の真相』読了

朝日新聞の連載記事を元にした本書。

まず僕自身は東京地検特捜部が挙げていたゴーン氏の違法行為について、プライベートジェットで任意同行させて逮捕するほどの大事なのか?という思いです。全ての件でゴーン氏が無実とは言い切れませんが、少なくとも軽微な罪なのでは?というのが僕の考え。ややゴーン氏擁護派と言えます。

その僕が本書で感じたのは、推定無罪の原則を無視し、ゴーン氏の悪人ぶりをあげつらうかのような言葉で記述していることの悪意。明らかに朝日新聞はゴーン氏が重犯罪・大罪を犯した犯人、という見立てで書いているように読めます。そんな朝日新聞を、レバノンでの記者会見にゴーン氏が受け入れたり、その後単独インタビューに応じたのは正直解せますんが...。

容疑者不在のため裁判の方は実質ストップしたままで、真相がどのようになるのか、まだわかりませんが、ゴーン氏逮捕以降の日産も迷走していて、お客様や従業員の事をしっかり考えて経営するトップマネジメントが今も不在なのかな...と思わざるを得ません。良い車を作る会社なのに、非常に残念です。