元日本マイクロソフト社長の著者による、2040年を見据えた未来予測本。
著者自ら語っているように、ある日突然新技術や新法案が動き出すわけではなく、その萌芽は今あって、でも誰も気が付かないうちに徐々に大きくなっている...と。確かにそうだなと思いました。
また悲観的な予想が多いのですが、それ自体は僕個人の想定に近いので驚きませんでしたが、著者曰く老人は悲観的に未来をとらえ、若者は楽観的にとらえるそうで。僕は確かにもう初老なので、悲観的でも仕方がないのかもしれませんが...若者には楽観的に未来を切り開いてほしいなと思いました。