80年代後半から人気シンガーソングライターとして日本のポップス界で売れっ子だった著者。
2000年代に入ってあまり聞くこともなくなっていたのですが、それは同時期に活躍した他のシンガーやバンドもそうだったので、気に留めることもなかったのですが、実は40過ぎてからジャズの道に進むべく、米国留学されていたと聞いてびっくり!カッコ良すぎます。
本書は留学後米国で新人ジャズピアニストとして活動し、還暦を米国で迎えた著者のエッセイ集。ちょうどコロナ禍前後でもあり、米国での生活の大変さもユーモア交えながら描かれていて、興味深く読みました。