渣打馬拉松2008完走!

Hong Kong Standard Chartered Marathon 2008

とうとう本番の日がやってきました。以下のblogにも香港マラソンについて触れられています。

[32try]香港で暮らすということ: 2008年の香港マラソンの参加者は5万人

軽くサンドイッチなどを朝食で食べ、6時半過ぎに荷物を預けに外に出ました。ホテルの周りは既にランナーがいっぱい。でも思ったより密集してはいませんでした。

Adidasの前を通ると、名前と目標タイムを書いて貼っていって下さい、といわれてタックシールを渡されたので、書いて貼っておきました。目標タイムは5時間!です。

フルマラソンのコースはこんな感じです。

尖沙咀からスタートし、彌敦道を北上、青馬大橋と汀九橋を渡り、再び尖沙咀に戻って西環に近い千賀トンネルでヴィクトリア湾をくぐり、維多利亞公園にてゴール。

こちらはゼッケンと一緒に入っていた、小学生による手書きの応援ゼッケンです。最初は印刷物かと思ったけど、1人1人名前と学年、クラスが書いてありました。

こちらはスタート地点。流石にスタート時間直前になるとうじゃうじゃ人がいます。スタート後、旺角辺りまで彌敦道を北上するのかと思っていましたが、MTR佐敦駅のあたりで左に曲がり、何度か泊まったことのあるBP Internationalの前を過ぎ、九龍駅前へ。そこから右に曲がって北上。すぐに高速道路に入ります。

あとはひたすら高速道路の上を走るため、一般の方の応援はほとんど無し...。ちょっと寂しかったですが、大会運営のボランティアの方々の「加油!」という応援を聞きながらひたすら前へ。

ハーフを過ぎるまでは順調でしたが、25kmを超えた辺りからペースダウン、そして28km超えたところで足が重くてとうとう歩き始めてしまいました。

制限時間5時間半のレースで、あと3時間近くあるから何とか間に合うか、と甘い考えも浮かびましたが、とにかく歩いては走り、走っては歩きを繰り返し、ヴィクトリア湾をくぐるトンネル前で残り1時間半、33km地点。これはかなりやばい。残り9km、落ちたペースで行くと間に合わないかも。

と、気だけは焦りながら、でも足は言うことをきかず。またこのトンネルが長かった...。ようやく抜けて、香港島へ。こちらもしばらく高速道路の上のため、アップダウンがそこそこあり、足への負担が大変でした。

IFC2を通り過ぎ、灣仔のコンベンションセンターが見えた辺りであと3km、残り40分。普段の練習なら1km/6分程度なので全然余裕ですが、この時点ではかなりやばい。ギリギリで間に合わない、というのが一番悔しいので、とにかく気力で足を動かし続けました。

そしてなんとか5時間25分44秒(自分の時計で計測)でゴール!ゴール地点では先にゴールしていたしゅうへいさん達が待っていてくれました。辛かった〜。でも時間内にゴールできて本当に良かったです。

途中、給食所でバナナやチョコが出る、との話だったのですが、バナナはまだ青くて固く甘みがなかったです...。チョコは見つけられず。どうもAid Stationのテントに行けばもらえたらしいのですが、気がつかず。走ってる最中お腹が空いたのには参りました。

銅鑼灣の辺りでお昼を食べてからホテルに戻る話になり、以前行ったことのある『ルル上海』に行ってみたのですが、エステに変わってました...。別のビルへ移動するのも面倒なので、その下の階にあった別の中華料理のお店へ。

日曜は飲茶が無いよ、みたいに書いてあったのですが、それでもいくつか点心は頼めました。それ以外に適当にオーダー。お腹いっぱい食べ過ぎて、夜ご飯食べられるのだろうかと心配になるくらい。

いったんホテルに戻ってシャワーを浴び、今度はマッサージへ。これまたいつも行く『大班美容』へ。そしたらお店が移転していて、移転前の所にはチラシ配りのおばさんが。チラシを見て、移転先へ。彌敦道を挟んで反対側でした。

マッサージで気持ちよくなったところで、山頂へ。ピークトラムを使うと時間が掛かりすぎそうなので巴士で行くことに。中環側のスターフェリー乗り場前の前の巴士乗り場で、15番の巴士に乗ると山頂行き。HK$9.2とリーズナブルです。

山頂までは細い山道をグイグイ上っていくため結構怖いです。途中の巴士站で次々に人が降りてよく停まるため、結局巴士でも30分位掛かりました。

山頂では『天一酒家』の窓際の席を予約済。かなりおしゃれな感じのレストランにて、3人でマラソン完走の祝杯をあげました。

美味しい料理にお酒を楽しんで、ついでに有料になってしまった(HK$20)展望台にも上がってから、ホテルに戻りました。