宋芸樺(ヴィヴィアン・ソン)、王大陸主演、その他に李玉璽、簡廷芮、陳喬恩(ジョー・チェン)、言承旭(ジェリー・イェン)、劉德華(アンディ・ラウ)等出演。陳玉珊監督作品です。劉德華が投資もしているようです。
ららぴっとさんのblogにあらすじと感想があります。
宋芸樺演じた林真心の大人時代を陳喬恩が、王大陸演じた徐太宇の大人時代を言承旭が演じていましたが、陳喬恩じゃなくて夏于喬だったらもっと似てたのに、と思ったのは内緒。
どことなく『那些年,我們一起追的女孩』や『等一個人咖啡』に映画全体の雰囲気が似ていて、ちょっと食傷気味かなぁとは思いましたが、それでもなかなか面白かったです。台湾で大ヒットしましたが、そりゃヒットするよな、という作り。本当にここ5年くらいの台湾映画は非常に面白い娯楽映画を生み出しているなと思います。
上記2作品と本作品、共通点は1990年代前半を学生時代として描いているところ。このあたりは日本のアニメ・漫画文化に影響されている事もあり、日本人にもウケが良い部分であります。
また本作では少女時代である高校生の時から林真心が劉德華の大ファンで、その描き方も日本のジャニーズファンにそっくりで思わずにっこりしてしまいます。オトナになって劉德華(本人役で自ら出演)に出会うところから、徐太宇と再会するわけですが...ネタバレはここまで。
日本で公開しても十分ヒットする素地はあると思うので、ぜひ日本の皆さんにも観てもらいたい、今年一押しの台湾映画です。