オリックスの監督、仰木 彬さんの「勝てるには理由がある」という本の中に、「直感とは経験の集積」という言葉があるそうです。
これを読んで、僕は「創造力とは、知識と経験の産物」だと思いました。新しいモノ、アイディアを生み出すには、それなりに知識の蓄積が必要で、さらに様々な場所に行き、様々な人たちと出会い、たくさんの刺激を受けることによって、初めて可能になるのではないか、と思っています。なんか履歴書に書いたようなことだけど(笑)。
実際僕はそれを実行しているつもりです。だから、あまり刺激を受けない人たちとは遊ばなくなりました。人間的にいい人で、遊んでいて楽しいつき合いでも、何も生み出さないつき合いに時間を割くほど、時間が無限だなんて思えないのですよ。卒論のテーマである「原子力行政」について勉強すればますます残された人生は短いのではないだろうか、と思ってしまいます。
だから、ある人達には非常につき合いが悪い人間だと思われているでしょうし、逆に僕がとっても刺激を受けると思っている人たちには非常につき合いが良い奴だ、と思われています。
そうやって割り切ってつき合うことが良いことなのか、悪いことなのか、僕にとってはあまり意味がないのです。良いか悪いかではなく、僕はこの生き方を選んだし、後悔もしていないし、むしろ自信を持って生きているつもり。
だから、たぶんこれからもこういう生き方を続けるでしょう。周りになんと思われても、他人の評価は気にしない人間だから。他人の評価ではなくて、自分による自分の評価しか興味がないから(笑)。