『働くということ』読了

Amazon.co.jp: 本: 働くということ

結構前に読み終えていました。日経新聞朝刊で長期連載していた企画で、リストラで職を失うお父さん達から、仕事をする意義を見いだせないニート達まで、幅広い人たちにインタビューし、「なぜ働くのか?」「何のために働くのか?」という、シンプルな、だけど答えが非常に難しいことを考えていきます。

決してお金だけじゃないけど、守るモノ(=家族等)があればそう簡単に割り切れない中高年。働きたいけど働けない高卒の子たち。働きたくない訳じゃないけど、働く意義を見いだせない若者…。「働く」というテーマで人それぞれ悩み、苦しんでるんだなぁということがわかります。

生きるために働く、というのは確かにその通り。でもそれだけでは答えにならないと思うところもあり、僕自身模索中ではあります。この本を読めば答えが見つかる、わけはないんですが、思考を深める上で、様々な意見が書かれていて参考になるかもしれません。