Amazon.co.jp: 本: 買収ファンド―ハゲタカか、経営革命か
3年ほど前に書かれた本なので、やや情報は古いけど、買収ファンドについて初歩的な知識をつけるには良い本です。
この本が出た当時は新生銀行が再上場する頃で、買収ファンドについての知識も日本人には少なく、うさんくさい目で見られることも多かったかと思いますが、今では、というか今年に入ってよりいっそう理解が進んだ気はします。
また海外からの買収ファンドが続々日本に乗り込んできている流れも、この本の出版前後くらいから出てきたモノ。それだけ、日本が「お買い得物件」ということなんでしょう。
もちろん、リスクは少なくないので、そのリスク計算が出来る力を持っているからこそ、日本に投資しているんでしょう。日本生まれの買収ファンドがまだまだ少ないのはそのリスク計算の経験やノウハウが少ないからだと思います。今後はまだまだ増えていくんでしょうけど。