ITmedia D LifeStyle:ソニー、Blu-rayディスクの価格を公表――UMDバンドルの可能性も
UMDってのはゲーマーにしか分からない用語かもしれませんが、PSP用の、ゲームなどが入ったディスクのこと。つまりCDやDVDと同じ、コンテンツの入れ物としてのメディアですね。
現在PSPでも映画を見ることが出来て、それがUMDというメディアで売られています。が、これが1本3,000円以上するんですよね。DVDで買っても同じくらいの値段がします。
が、利用者としてはUMDとかDVDとかの、プラスチック製の入れ物に対してお金を払っているわけではなく、その入れ物に入ったコンテンツ(=映画)を観るためにお金を払っているのですよね。なのに自宅のテレビ用とPSP用でバラバラに、同じ値段出して入れ物を買わなければいけない、というのは不合理だと思ってました。
これが、次世代DVDの1つと言われているBlu-rayではUMDにも同じコンテンツを入れて、セット販売する計画もあるとか。利用者としては非常に嬉しいニュースです。
そもそも、現行DVDでも同様の売り方をすればPSPの販促にも繋がると思うんですけどね。入れ物のコストがかかる、ということであれば、通常版のDVDとは別にUMDセット版で500円程度高い版を出すとか。UMDだけでDVDと同じ値段で売り出す、というのでは買ってくれる人は少ないし(DVDで同じタイトルを持っていればなおさら)、売れなければ次々新作を出していくのも難しいし、と負の連鎖になってしまっている気がします。
是非とも、次世代DVDではUMDとセット販売して欲しいですね。