mixiの掲示板で無料鑑賞券を頂けることになったので、見に行ってきた。六本木に出来た新しいアジア系の映画専門の映画館。場所が若干わかりにくいためか、席数が多い割には客がほとんどいない…。もったいないなぁ。
主演は郭富城(アーロン・クォック)、呉彦祖、鄭伊健の3人。鄭伊健のインタビューは以下リンク参照。
monicalさんのblogにも当然解説あり。
blogをいろいろ見てみると、monicalさん含め、無間道に似ているとか、ストーリーが複雑で1回観ただけではよく分からない、とかいう評判が多かった。確かに、物語全体に流れる暗さは無間道に通じるものがあるし、ストーリーも、主役の3人の人生が絡まって出来ていて、ちょっと難解。実際香港でもちょっとウケが悪かったらしいが、日本人には増してダメだろうなぁと思った。僕個人としては中々良い映画だと思ったが。特に呉彦祖の演技は自然体で良い。
張學友・劉徳華・黎明らと共に「四大天王」の一人にあげられている、郭富城は金馬奬(台湾)で見事最優秀主演男優賞を獲得とのこと。ちょいオーバーに演技しすぎじゃないかい?と思うところもあったけど、まぁいいんじゃなかろうか。それにしても林雪(ラム・シュー)や李燦森(サム・リー)、曾志偉(エリック・ツァン)、李心潔(アンジェリカ・リー)とかなり豪華キャスト。ホント1本だけじゃもったいない。2本に上手く分ければもっと(商業的に)成功したかもしれない。