跳箱 説明になっていないし、問題が多い。
跳箱 問題が多い件のその後
マイミクいわさんの日記で、FONを使う場合のISPの規約について触れられていて気になったので調べてみました。すると上記blogに鋭い指摘がありました。
まさに僕が使っているOCNが、FON利用不可ではないかというISPの一例としてあげられています。法律用語・解釈も多いから慣れてない人には読み難い内容かもしれませんが、要は「OCNでは契約者がOCNが許可した機器以外の利用を禁じるし、第三者がそれら機器を通じてインターネットへアクセスすることも禁止します」ということのようです。
また上記blogの書き主、跳箱さんが尤も懸念しているのは、FONの約款において、FONを利用してISPとの間で何らかのトラブルが発生した場合、利用者に責任を押し付けるような内容になっており、かつこのようなトラブル発生時に、個人での対応は難しいのではないか、という点。確かにこの指摘はごもっとも。
こちらのblogには大手ISPへのFON利用の問い合わせ回答が載っています。
FONに興味を持っている人はまずはここらへんを一通り読んだ上で、どうするか考えたほうがよさそうです。
いわ
なるほど。あたしゃぁ難しいことはよくわかんないけど、確かにタダ乗りされちゃISPにとっては迷惑だろうな。
FON Japanってちゃんと法人格取れてるよね。リーガルな裏付けも一応クリアしてからの日本進出だろうから問題ないとは思うけど…
あ。ISPの契約は個人の責任だから会社は関係ないのか。
むむー。
wataru
いやー、これは無理だよ。
コンシューマーユースで安価提供しているものの上にただ乗りで事業をしようって言うのはきついよね。
プロバイダも商売上がったりだよ。
それこそ、食べ放題のお店にタッパーを持ち込んでお弁当を作り、いろんなお店に行った人と交換し合うみたいな発想だよね。
hidea
FONを使う側の立場で言えば、さすがに閑静な住宅街の知らない人の家の前にクルマを路駐して、その中でパソコンを使うのは厳しいですね。
実家にFONを仕掛けているのは内緒ですけどw
K’
確かに料金を取るプランは難しいよね。
ですが規約をよく読むと、回避できそうです。
まずどこからが公衆回線か?そもそもISP側の責任はどこからかと言うとグローバルIPを取得しているルーターが責任分岐点になりそうです。
無線LANで提供しているのはあくまでプライベートIPなわけでここは個人の持分です。
NAT変換でインターネットにつながっているわけで、責任分岐点はクリアーしています。
問題はいわゆる契約者以外の機器を接続していると規約違反という点ですね。
ならば接続する前に認証画面にて、当該ルーターからプライベートIPを取得している間は、接続機器の所有権を譲渡する。ただし切断と同時に返却するという規約を承認させるWebページを開いて、承認ボタンを押したらプライベートIPを取得できる仕組みをFONルーターに組み込めばOK。
規約がある以上、規約を都合のいいように解釈して対応すればなにやってもOKでしょう。
こーじ
いわさん
裁判の際、英国法に準拠、というのが曲者。
英国法は慣例主義で、先例をモトに判断して行くから、日本で英国法に対応できる弁護士さんとか探すのが大変でしょうね。
wataruさん
確かにFONによる他のプロバイダ設備タダ乗り、という面はありますね。それって、現在4,000箇所ほどある、FREE SPOTも同じわけで、巨きな問題が起こるまではプロバイダ側も静観、みたいですよ。
サービス提供会社(Googleとか)がインフラ部分をタダ乗りしている、ってのは前から言われているけど、そこをなんとかしないと、回線業者だけじゃやってられなくなりますよね。
hidea
住宅街でわざわざ電波捕まえるってのは確かに考え難いし、そういう人は少ないと思う。
それよりも都心でしょうね。実際FON MAP見てても都内はAPボコボコ増えてるし、そういう環境の方が利用状況として現実味がある。カフェに入って、FONのAP捕まえてちょっと調べ物、とかね。
K'
さすが、この手の話は好きですね(笑)FONルータに、ルータ所有者毎に画面をカスタマイズ出来るのだけど、流石に認証までは(単純なYES/NOボタンでも)難しいかな。ちょっと調べてみます。