香港の携帯電話に詳しいbloggerさんの『香港GSM/3G携帯情報局BLOG: SIMロックをはずすことの意味』に、日本の携帯電話キャリアに対してSIMロックを外すような勧告を総務省が検討している、という情報がありました。22日に行われた「モバイルビジネス研究会」にて、市場活性化案の一つとして挙げられているらしいです。
携帯の“カギ”解除 市場活性化へ検討 総務省|IT|経済|Sankei WEB
上記blogでは結構悲観的で、現状のキャリアのビジネスモデルのままであればSIMを外しても何も変わらないのではないか、とのこと。確かにSIMロックが外れても、通話しか使えないのでは、現状の携帯電話の利用方法からすると価値半減、どころか殆ど利用者側にはメリットがありません。
まぁ現在の携帯端末は完全に各キャリア依存で設計されているから、SIMロックが無くなってもすぐに他キャリア発売の携帯端末でフル機能利用できないのは仕方が無いのでしょう。でもSIMロックを外すならば当然通話以外の機能についても仕様をオープンにするような勧告を出して、SIMカードを差し換えればどの端末でも全ての機能を利用できる、という風にして欲しいですね。
そうでなければ、単純にSIMロックを外しても意味が無い、という香港GSM/3G携帯情報局さんのご意見は尤もだと思います。
わたる
まー、1994年当時は端末へのインセンティブ制度が無かったので、7万とかで販売していたからそのレベルに戻るんだったらありだろうけどね。 香港はわからないけど、北米ならSIMロック携帯とフリーの携帯が両方ショップで売られていて、値段がべらぼうに違うしなぁ。
#でも、最近SBはインセンティブ廃止したんじゃないかという値段で販売してるんだよね。あれはひどい。
いずれにしても、iMode信仰がなくならない限り、キャリア依存の携帯という状況はなくならないだろうし、Docomoが簡単に手放すわけも無いだろうから、実質意味無いだろうけどね。
こーじ
わたるさん
やっぱり実質意味無いですよね…。
とはいえ、北米のように、買い手に選択肢持たせてくれてもいいんじゃないかと思いますけどね。高くてもSIMフリーが良い、というユーザもそれなりに存在すると思うのですが。