『香港有個荷里活』はちょっと微妙

昨日の会話より。

Carrie(香港人)「Happy New Year!」
Zhuo Min(中国人)「新年快乐!」
僕「How do you say "Happy New Year" in Cantonese?」
Carrie「サンニエンクワイラ(新年快楽)」
僕「Oh, as same charactors as Mandarin, but different pronunciation?」
Carrie「Yap. How about Japanese?」
僕「あけましておめでとうございます。」
Carrie&Zhuo Min「......forget it....too complicated!」

夜、グループワークの前に、マックでハンバーガー買って持ち込んだ僕に対して。

Micheal(中国人)「Oh, You're smart! I have to buy something」
僕「你吃饭了吗?」
Micheal「Not yet」
僕「(せっかく普通話で話しかけたのに英語で返された…)」

そんな日々を送ってます…。

気を取り直して。今日は図書館で映画のDVDを借りられることを知り、早速1本借りてみました。借りたのは前々から観たかった、陳果(フルーツ・チャン)監督作品の『香港有個荷里活(邦題:ハリウッド★ホンコン)』。周迅(ジョウ・シュン)主演の映画です。

この映画まで陳果監督はドキュメンタリータッチの映像で、無名の役者を使い、香港のどこにでもある日常を描いてきましたが、今回は普通の映画的な映像になり、かつ上映された2000年当時既に人気女優だった周迅を主演に選びました。

しかし、映像手法を変え有名女優を使っても、描いているのはこれまで同様香港の市井の人々。今回も他の映画同様、ブラックユーモアが効いていて、観る人によって評価はがらりと変わると思います。誰にでもお勧めできる映画ではないですね。

周迅は、章子怡(チャン・ツィイー)、赵薇(ヴィッキー・チャオ)、徐静蕾(シュー・ジンレイ)と並ぶ四小名旦(四大若手女優)の一人として超人気女優。先日観た『如果・愛』でも主演を演じています。

絵に描いたような中国美人ですが、日本で人気を博した映画がまだ少ないので、日本での知名度はまだまだ低い気がします。まぁ章子怡がダントツ、でしょうね、日本では。