楽しい香港留学生活!?

日本に一時帰国中、会うことが出来た人々から、香港での生活についてどうですか?と良く聞かれました。

「総じて楽しく過ごしています」と答えていたのですが、Dartmouth大学Tuck School of Business卒の友人から「1st Semester終了時に楽しいっていえるなんて…。(僕の場合)大変だったという感想だったけど」と言われました。

もちろん、WorldWideでトップビジネススクールのTuckと同列に扱うことはできないかもしれませんが、僕も決して勉強が楽だったとか、そんな意味で楽しかったと言えるわけではありません。blogにはいちいち書いていないけど、相当しんどいし、何度も真剣に泣きそうになったし、あまりの自分の出来なさに愕然とする事も多々あります。

が、それでも楽しいと言える理由は、クラスメートの8割が同じ寮に住んでいて、非常に仲が良い、というところが大きな原因かなと思っています。仲が良い、では控えめな表現で、ある友達の言葉を借りれば「We're the family!」です。

実際、家族以上に一緒に過ごしている時間が長いわけで。結婚して一緒に暮らしていても、平日仕事に出ていれば顔を合わせるのは朝晩の2,3時間、あとは週末、というのが一般的だと思います。こちらでは朝から晩まで、授業も3食も、そして自習時間すらずっと一緒の時も。

1人で部屋にいるときですら、携帯電話に電話が掛かってきたり、MSNでチャットしたりと、それこそ24時間態勢でつきあいがあります。

なので短期間でも密度の濃いつきあいになるわけです。USの学校の場合、寮よりも外にアパート借りて住む人の方が多いでしょうから、クラスメートの大半とそこまで濃い人間関係を築き上げるにはもう少し時間が必要なんだろうなと思います。

ずっと一緒にいれば、もちろん時には1人になりたいと思うこともありますが、それでもこの大学に来て、寮に入って正解だったと思っています。日々お互い助け合ったり、慰め合ったりしつつ、勉強している貴重な時間をこの仲間達と共有出来ていることが、「楽しい」と言わしめているのだと思います。

とまぁ、そんな話を一昨日も許斐さんとしたところでした。