“ジュラルミン”パネル採用、海外で使えるグローバルWIN──「W62S」 - ITmedia D モバイル
とうとう出ました、『実用に耐えうる』GSM対応au携帯!しかもソニエリから。国際ローミング対応を謳いながら三洋から実質一世代前の機能を搭載してしか発売されてこなかった、GSM対応機種。
国際ローミング対応を期待してauの関東でのサービス開始時、1999年4月からずっとauを使い続けてきたロイヤルカスタマーとしては、「遅すぎる!」の一言ですが。ちなみに端末もauを使い始めてからはずっとソニエリです。何台ソニエリを使ったことか…。
以下、この端末の概要の引用(ケータイWatch)です。
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au端末として初めて、GSM方式に対応した端末。CDMA 1X WINに加えて、GSMに対応したことで、単体で国際ローミングサービス「グローバルパスポート GSM(3月15日にグローバルエキスパートから改称)」が利用できる。海外渡航中も音声通話やメール、EZweb、PCサイトビューアーが使用できる。
海外での利用を想定し、6カ国語の会話集「TalkManFlash」が用意されており、本体プリセット版は3カ国語を収録する予定。利用時には、相手に音声を聞かせる形になる。メインおよびサブディスプレイに日本時間と現地時間を表示できる。また文字入力は、英語の予測入力をサポートした「POBox Pro E」を搭載する。
メインディスプレイは約2.7インチ、240×432ドット、サブディスプレイは約1.1インチ、128×36ドットの有機EL。オートフォーカス対応の201万画素カメラやmicroSDカードスロットを搭載する。
薄さ16.9mmという薄型ボディで、背面パーツの素材にジュラルミンを採用する。シルバー×レザーは金属感を、ブラック×ローズはマットでシックな質感に、ホワイト×ライムはソフトな質感に仕上げられている。
「W61K」と同じ「フェイク着信」機能を搭載しており、発信キーを長押しして起動すれば、会話するふりができる。au関連サービスでは、LISMO、着うたフル、EZナビウォーク、EZ FeliCa(おサイフケータイ)、オープンアプリプレーヤーなどに対応する。LISMO Video、オーディオ機器連携、au one ガジェット、マルチプレイウィンドウは非対応。
大きさは約48×101×16.9mm、重さは約119g。国内での連続通話時間は約240分、連続待受時間は約350時間。
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au、GSM対応で国際ローミングエリア拡大、料金も値下げ:モバイルチャンネル - CNET Japan
上記端末の発表にあわせて、海外GSMローミング対応エリアを拡大するとのこと。以下CNETから引用です。
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KDDIおよび沖縄セルラーは1月28日、海外でのGSMローミングに対応することでローミングエリアを拡大すると発表した。また通話料金を最大約61%、パケット料金を約77%値下げすることも明らかにした。
また、名称は現在の「グローバルエキスパート」が「グローバルパスポート GSM」、「グローバルパスポート」が「グローバルパスポート CDMA」になる。
グローバルパスポート GSMは、従来の音声通話サービスに加えてEメール、EZweb、Cメール、PCサイトビューアーのデータ通信が可能になる。対応機種は、au携帯電話で初めて海外のGSMネットワークに対応するW62S。
グローバルパスポート CDMAの対応機種は、A5527SA、A5514SA、A5505SA、A1305SA、A1303SA、C1001SA、C412SA、C111SA。同社は2008年夏以降、音声通話、Eメール、EZweb、Cメール受信に加えて、Cメール送信やPCサイトビューアーに対応するCDMA 1X WIN対応機種を発売する予定だ。