西安旅行記二日目

今日は半坡博物館・秦始皇帝陵・秦始皇帝兵馬俑博物館の3カ所を回る現地ツアーに参加してみました。街中から外れているので、短期間に効率的に回るにはこれがいいかと。RMB285でした。

参加者は日本人が僕以外に1名、イギリス人2名、アメリカ人2名の計6名。それに中国人のツアーガイドの女の子がついてきます。ガイドはもちろん英語。

朝9時に出発し、最初に訪れたのが半坡博物館。ここは先史の遺跡の上に建物を建ててそのまま遺跡を保存・博物館化したもの。無茶するなぁという感じです。まだまだ文明という意味ではこれから、という感じの時代ですが、死者の埋葬方法なども意外に凝っているのが印象的でした。

次は始皇帝陵か、と思ったら、民芸お土産物館みたいなところに連れて行かれました。まさかツアーの最中にこんなところに寄ると思ってなかったので拍子抜け。他の参加者もガイドのいないところで「時間の無駄だ」と不満をもらしていました。ただ、始皇帝陵にある兵士たちの種類についての説明などもあったので、多少は得るものもあったと個人的には思ってます。

この後、お昼ご飯。始皇帝陵近くの中華レストランにて。ボリュームたっぷりですが味はまぁまぁ。これもすべてツアー料金に含まれているのでまぁこんなものかと。

なぜかこのレストランの隣にはピラミッドが...。

これでいよいよ秦始皇帝陵と秦始皇帝兵馬俑博物館を見ることになります。秦始皇帝陵はかなりの大きさ。ですが、実はあまり見るべきところはありません。こんな大きなお墓作ったのね、という程度。

そのかわり、というわけでもありませんが、秦始皇帝兵馬俑博物館はすごかった。兵馬俑は現在3つあり、1号が最大規模。入って兵馬を見た瞬間、圧倒されました。よくもまぁこんなものを自分の死後のために作らせたものだ、と。よく考えればピラミッドや日本の古代天皇の陵だって同じなので中国だけが異質なわけではありませんが。それでもとにかくこれは一見の価値ありです。

一通り回れば2時間ほどかかります。これは本当に来てよかった。大満足で帰途につきました。ユースに着いたらちょうど終了時間の17時。時間通りでびっくりです。

部屋に戻って1時間ほどお昼寝して、また出かけることにしました。まだまだ外が明るいし。てくてく歩いてみると近くに革命公園なる公園が。名前はすごいですが普通の公園です。大きいけど。

さらに繁華街を歩いて、食べ歩きすることにしました。友達から名物料理を教えてもらっていたので。一つは涼皮という、お米などを原料にした麺。辛口でおいしかったですが、汗だくになりました。次に肉夾饃。これは揚げたパンに炒めたお肉や野菜を挟んだもの。こちらも美味でした。

さらに歩いて鐘樓まで来てしまいました。1時間ほどのお散歩。まだ明るかったのですが、疲れたし特にやりたいこともなかったので、的士にてユースに帰ってきてしまいました。

部屋に戻って休む前に、ユースの近くでお水を買ってくることにしました。そしたら1.5元でした。あまりの安さに、このお水のコスト構造はどうなってるんだ?と悩みました。5元くらいだったら安いなぁ、というのですむのですが、さすがに安すぎると不安を覚えます。人間勝手なものです(笑)

帰ってきた後、大学に問い合わせのメールを出す必要が出たので、青島ビールを飲みながら有料のインターネット使って、早めに就寝。明日6時起きで香港に戻るので。