香港の回収工作について責任を負っていた許家屯による回顧録。上巻は時間軸に沿って、下巻はテーマに分けて書かれています。これはリー・クアンユー元シンガポール首相の回顧録と同じです。
香港が回収(中国側の表現は回収で、「返還」というのはイギリス側の視点なのです)されるまでに、中国が香港の位置づけをどのように考えていたのか、回収するまでにどのようにコトを進めていくのか、ということが描かれていて、香港の歴史を知りたい人には貴重な証言です。
徒然に語っていきます。2007年9月から2009年3月まで香港科技大学(HKUST)へMBA留学。2009年4月以降香港に定住しました。
香港の回収工作について責任を負っていた許家屯による回顧録。上巻は時間軸に沿って、下巻はテーマに分けて書かれています。これはリー・クアンユー元シンガポール首相の回顧録と同じです。
香港が回収(中国側の表現は回収で、「返還」というのはイギリス側の視点なのです)されるまでに、中国が香港の位置づけをどのように考えていたのか、回収するまでにどのようにコトを進めていくのか、ということが描かれていて、香港の歴史を知りたい人には貴重な証言です。