『李米的猜想』観ました。

周迅(ジョウ・シュン)主演のこの映画、なんとか観ることが出来ました。字幕は英語でした。例によってあらすじは香港電影迷宮さんのblogをどうぞ。

■[見る][中国映画]《李米的猜想》(愛失償):2008-10-17 - 香港電影迷宮 blog

脇を固めるのは張涵予(チャン・ハンユー)、訒超、王寶強、王硯輝。曹保平(ツァオ・バオピン)監督作品です。音楽監督はなんと王菲(フェイ・ウォン)の夫、竇唯(ドウ・ウェイ)が担当しています。中々豪華な作品。

周迅がすっぴんにちかいようなメイクでたばこを吹かしながら謎の数字を読み上げていくシーンから始まります。サイコちっくな映画なのかと思いきや、そうでもなく。緩急ありながら物語が進んでいきます。

香港電影迷宮さんの感想にもありますが、周迅のころころ変わる表情、態度が上手い!正直、一番最初のシーンでは、そんな素な感じの顔で良いの?と思ったくらいですが。同じタクシードライバー役でも『夜の上海』での赵薇(ヴィッキー・チャオ)とはえらい違いです…。

色々伏線がありつつも、最後は1本にまとまります。伏線に関してもう少し謎解きして欲しいところもあったのですが、尺を考えるとこんなものかなと。

それにしても中国の映画ではまだまだタバコは重要な小道具のようですね。街中でも喫煙率が非常に高いです。正直勘弁して欲しいのですが…。