とうとう香港へ戻る日がやってきました。3食カレー漬け生活もこれでお別れです。とはいえ、今日の朝食は当然カレーなのですが...。
食べ終わってパッキングも終え、荷物を持って9時前にロビー集合。全員集まったら荷物を持ってバスに移動です。これでこのホテルともお別れ。別れ際に従業員がたくさん送別に来てくれて、一緒に記念撮影。受付のスタッフからThe GIFTの女性アドバイザへお花のプレゼントまで。最後まで粋な計らいをしてくれる、良いホテルでした。
バスで向かったのはお土産物屋さんがたくさん入っている屋外型ショッピングエリア。ここに入ること自体にもお金がかかるようです。
ここでマーケティングチームリーダーのAlokが仕事があるからといって、お別れすることに。最後にマーケティングチームで写真を一枚。
その後中に入って2時間ほどのショッピング&昼食タイム。僕は全然買うものがなかったので15分ほどで園内を一周してしまい、あとは手持ちぶさた。個人行動になっていたので、人の買い物を見ているしかありませんでした。
Jacqueと一緒に適当に見つけたお店にてお昼を食べて、ちょうど良い時間なので集合場所に向かいました。向かう途中プロジェクト参加者の1人が「まだルピーを使い切ってないからもう少し買い物していく」と言って去っていきました。もう集合時間過ぎてるんだけど、理解しているのかな...?
と思っていたのですが、やっぱり理解していなかったようで。全員集合してもその方だけいっこうに現れる気配はありません。The GIFTのアドバイザ等数名が残って残りは皆バスに乗り込みました。しかし駐禁の場所のようで、皆が乗ったらとりあえずショッピングエリアの周りを移動。
その間アドバイザの1人がかなり激怒。飛行機の時間まで余裕がないのです。何とか連絡つかないものか、と思っていたら、Hairongがコネを使ってその方の携帯電話番号を探し当て、電話をかけてくれました。
そして怒号。Hairongは非常に温厚な方だったので、電話で怒鳴っていて非常にびっくりしました。そして怖かったです。彼は共産党員でもあるのですが、共産党員を怒らせたら怖いんだなと思いました...。しかし電話のかいがあって、ようやく事態の重大さに気がついたようですぐに園内から出てきました。それでも1時間遅れなのですが...。
そんなハプニングがありつつも、なんとか空港には出発の1時間前までに到着。すぐにチェックインしようとしたのですが、そもそも空港に入る際にパスポートと旅程表のチェック。旅程表がないと入れない、と銃を持ったセキュリティガードが言うではありませんか!そんなに厳しい空港は初めてです。テロの影響だと思います。
しょうがないので、その場でアドバイザが旅程表を配り始めましたが、なぜか僕を含め一部の人の旅程表がありません。旅程表を持っている人たちと同じグループであることを主張したらようやくセキュリティガードから許可が出て、中に入れました。
チェックイン自体はすんなり終了。すぐにイミグレーション及び安全検査へ向かいます。イミグレはたくさんブースがあるのですが係員がいるのは一部。しかも向かうと面倒くさそうに別のブースに行け、と指で差します。仕事しなよ...。
安全検査では、何人だ、何しにインドに来た、等と聞かれます。イミグレで聞かれることはあっても安全検査で聞かれたのは初めて。その上通る時に握手を求められました...意味不明です。
安全検査も無事に抜けて、ようやく一安心。この時点で搭乗までまだ30分以上あります。一緒に来たVivienが、残っているルピーを使い切りたいからサンドイッチをおごってあげるよ、と言ってくれました。一回り以上年下におごってもらうって...まぁ良いのですが。
飛行機は定刻通り出発。割と空席があったので、空席の方に移って2座席占有してゆったり座りました。また座席下に電源があったのでノートPCをつないでYouTubeの画像を流しながらまったり。白ワインを飲みながら4時間半ほどのフライトでした。
香港について、みんなとお別れ。握手してお別れの挨拶をして、ばらばらに帰って行きました。僕はというと、この後別の予定があったので銅鑼灣へ。同じく銅鑼灣方面へ向かうTakakoさんとJan(中国出身)の2人と一緒に的士に分乗していくことにしました。
これでYLPのインドプロジェクトは終了です。Module 1は半分以上がMBAのコースで習うこととかぶっているため、若干退屈ではありました。しかしModule 2は本当に超過密スケジュール。久しぶりにタフな1週間を過ごしました。
ちなみに昨日Randhirと話したところ、彼が参加した昨年夏の中国東北地方でのプロジェクトでは、毎晩21時くらいには仕事を終え、朝3時過ぎまで毎晩飲み明かしていたそうです...プロジェクト毎、参加者毎に大きくカラーが違うようです。
僕らは全然休息の時間はなかったけど、非常に充実していたし、僕よりも若い学部生の参加者達から学ぶことも多く、飲み会の機会が無くとも強い絆が出来ている、と思っています。
ビジネスプラン自体もよくまとまっていると思いました。但し、プレゼンの元になった資料自体は未完成のまま終わってしまいました。The GIFTとしてはこれで問題なしで、あとはアドバイザ達が修正加筆し、2回目の投資家向けプレゼンを行うようですが、個人的には自分たちで完成させたかったところ。時間の制約もあったので仕方がないのですが。