『北京遇上西雅圖』観ました。

湯唯(タン・ウェイ)、吳秀波主演、その他に金燕玲(エレイン・ジン)等出演。薛曉路監督作品です。

薛曉路監督といえば、以前観たのは『海洋天堂』。李連杰(ジェット・リー)、文章(ウェン・チャン)主演の親子愛の映画でした。

今回は北京から西雅圖へ愛人の子供を生みに来た湯唯演じる佳佳の、孤独ゆえの拝金主義女子が最愛のパートナーを見つけるまでの物語。ちなみに西雅圖とはシアトルのこと。

シアトルとニューヨークを舞台にしながら、湯唯が様々な表情を見せてくれて、本当に演技が上手いなと思いました。エキセントリックで拝金主義な妊婦から、質素でも生まれた子供と過ごす穏やかな母親役まで、上手く演じています。湯唯ファンには必見です。

宣伝用の映像ではコミカルなシーンばかりで編集されていたので、コメディなのかと思ってましたが、内容は結構シリアス。理由はそれぞれあるにせよ、佳佳のように妊婦であることを隠してアメリカに入国し、生まれた子供に永住権を取らせるという女性が多いようで、そういう女性用の隠れ施設もあるみたいです。これはこれで結構ビックリです。