『ダブルギアリング 連鎖破綻』読了

真山仁の処女作、という触れ込みで出ていた本作品、Kindle版で早速読んでみました。

1980年代から2000年台前半の生命保険会社を舞台にした経済小説となっています。今回加筆等はされているんでしょうが処女作というだけあって、結構荒削り。そしてフィナーレがあっけないところは今も変わっていない特徴、といえば特徴です。

バブル期から2000年前半の生保のビジネスについて非常に勉強になり、読み応えがある小説でした。

ダブルギアリング 連鎖破綻 (角川文庫)
真山 仁 香住 究
KADOKAWA/角川書店 (2014-12-25)
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