女子高生ではなくなった元女子高生社長と、その父親の対談形式で起業家の経営について纏めた本です。
アマゾンのレビューではかなり荒れていますが...彼女へ反感、嫉妬から、批判ありきで書いている人が多いみたいですね。
見た目であれ、女子高生というステータスであれ、著名な起業家である父親であれ、使えるものは何でも使ってでも他の人との差別化をするというのは、始めたばかりで信用も何もない起業家なら当たり前。それを否定しても何も生まれないと思うのですが。彼女へ反感があるなら、彼女に関わる時間をゼロにすればいい話。
個人的には娘よりも父の失敗談及びそこから学んだ事が、非常に響きました。起業家、経営者の成功談よりも、失敗談の方が学びの要素が多いのは当人だけじゃなく読者もそうだと思うんですよね。
あとは今どきの起業家のモチベーションやスピード感等、確かに旧来とは違うのねと思いました。良い悪いということではなく、新しい世代の起業家が現れたのかなと捉えてます。