2年前の今日、79日間に及ぶ香港人達の対政府闘争が始まりました。そう、雨傘運動です。
79日間の攻防の後、香港政府に全ての占領地を一掃され、さしたる効果も出せず失敗に終わった、という評論が多かった雨傘運動。しかし9月4日の立法會選挙において雨傘運動で活躍した若者達が6名も当選、雨傘運動が無駄ではなかったことを証明しました。
その主人公達について、ちょっと補足情報。Timeの表紙にも登場した、黄之鋒（ジョシュア・ウォン）は政治の道一本ではなく、海外留学して視野を広げることを考えていると、The Guardianのインタビューで答えています。また雨傘運動のリーダー格として常に注目を浴びていたのが、裏方となって支援し、立法會選挙に史上最年少当選した羅冠聰（ネイサン・ロー）にスポットライトが移ったため、肩の荷が下りたようです。
Hong Kong's 'face of protest' Joshua Wong considers a future away from politics: The Guardian
また學民の女神、周庭（アグネス・チョウ）はテレビ東京で2年ぶりに取材を受けて出演。その中で「変わらないと考えたら絶対に変わらない。未来を変えるのは政府ではなく私たち自身」と、日本語で答えています。