8月16日のニュースでビックリ仰天。僕らが香港を留守にしているときに限って政治的に大きな出来事が起こってるような...。僕ら香港から出ちゃダメって事でしょうか。
「雨傘運動」の若者に実刑判決! 北京政府に「忖度」した香港司法:JBPress
香港・雨傘革命の元リーダーが禁固刑に 香港の自由と繁栄を守り抜くために必要なこと:The Liberty Web
元立法会議員の羅冠聡(ネイサン・ロー)、香港專上學生聯會の前秘書長、周永康(アレックス・チョウ)、そして黄之鋒(ジョシュア・ウォン)の3人が雨傘運動初期の2014年9月に仲間たちと香港政府本部前の広場に柵を乗り越えて侵入し、警察官と衝突した罪で一審の判決が出て、それぞれ刑(社会奉仕や執行猶予付きの有罪判決で、3人はすでに社会奉仕も終了済)に服しました。
それにも関わらず、香港政府が『刑が軽すぎる』という理由で控訴、上記の3人には禁固6ヶ月から8ヶ月、それ以外にも多数の民主派に実刑判決を下しました。
幾つかのメディアによると、この上訴審による実刑判決は被告達を近い将来の選挙において出馬できないようにするためだそうです。香港の法律では3ヶ月以上の実刑判決を受けるとその後5年間は議員選挙に立候補できないと定められているためです。
しかし、上記の通り3人とも既に刑に服しており、これは一事不再理に反します。どういう法理論を持ってこれを乗り越え、実刑判決を下したのか。もちろん判決文にはそんなことは書いてありません。
ここにおいて香港で政治犯が誕生しました。民主国家において政治犯というのは存在しないものなのに。
香港の政治的な先行きが本当に真っ暗になりました。