『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代』読了

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ゲーム業界において最近再評価されているらしい横井さんに関して書かれた書物。一般的には知られていない、任天堂の陰の功労者、なのかも知れないので、このような本で知られていくのは良いことだと思います。

彼の哲学が「枯れた技術の水平思考」というもの。やみくもに新しい技術を使うのではなく、枯れてこなれてきた技術をいかに使いこなすかが重要とのこと。彼が関わった玩具やゲーム機には皆その思想が息づいているようです。

僕がのめり込んだ最初のコンピュータゲームはゲーム&ウォッチで、これも横井さんが関わったゲーム機。夢中になって遊んでいた頃を、本を読みながら思い出しました。

任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)
牧野 武文
KADOKAWA/角川書店 (2015-06-09)
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