田舎からの脱出

北海道出身の著者による、興味深い記事を発見。に

「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由:現代ビジネス

ネット上ではかなり賛否両論あるようですが、僕も中高のほとんどが富山の田舎で過ごしていたので、共感する部分もあります。ただ、大学に行くことが想定外、という書き方にはやはり違和感。田舎とはいえども、やっぱり大学行く道も中高でそれなりに示されてました。そもそも教師はすべからく4大卒なわけで、その身近な大卒者からやっぱり色々聞きますからね。高一の時の英語の先生は慶応卒だったため、やっぱり生徒の間でも話題になっていたし。

とはいえ、僕らの親世代が、皆子供を大学に行かせることを肯定していたかというとそうでもない、という意味では、記事の趣旨に近いものはあるかもしれません。親としては高い学費その他を出してまで子供を大学に行かせるメリットを想像出来なかったという意味で。

僕の場合は両親ともに高卒ではあったものの、それで苦労したから大学までは行って欲しいと常々言われていました。ただ、モラトリアムの為に行くのはいやだったので高校入るまでは専門学校行って手に職付けて早く仕事したいと思ってましたが、大学で専門科目と自分自身の枠を広げるという目標を持てたため、自主的に行く事を決めました。とはいえ、親が大学行きなさいと言っていなかったら行かなかった可能性は高く、親の意識は子供の進学にかなり影響するなと思う次第。