『黃金花』観ました。

毛舜筠(テレサ・モウ)、凌文龍主演、その他に呂良偉(レイ・ルイ)、冼色麗(ボニー・シッ)、劉美君、余安安(キャンディス・ユー)、江欣燕、林建明、林兆霞、鄭欣宜(ジョイス・チャン)等出演。陳大利監督作品です。

本作品で第37屆香港電影金像獎にて毛舜筠が最佳女主角(主演女優賞)を初受賞、凌文龍が最佳新演員(最優秀新人賞)を獲得しています。陳大利監督も新晉導演(新人監督賞)にノミネートされていたので、本作品が(商業映画としては)一作目、ということなんだと思います。

自閉症の20歳の息子を持つ専業主婦と夫の3人の生活で、息子や妻との日々に疲れて愛人の元へ出奔。専業主婦だった妻は愛人への復讐を考えつつ、息子と2人の日々を過ごしていく...映画の中では最後に一旦はハッピーエンドのように見えましたが、実際親が無くなった後ひとりぼっちになる息子がどうなるのか、という事を考えると、悲しい気持ちになりました。

僕が子供の頃、同じ団地にやはり自閉症の子がいて、映画を観て思い出しました。当時はウチの車庫でよくイタズラする(そういう意識は本人は全く無いのでしょうが)のに辟易していましたが、今彼はどうしているのかな、と思ってしまいました。

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