『あたりまえを疑え。自己実現できる働き方のヒント』読了

近々某イベントで著者の講演を聴けるかもしれない、ということで読んでみた最新の著書です。プレゼンで有名な方ですが、外資系とはいえ客前に出るお仕事で長髪というスタイル。

そのスタイル含め、日々の当たり前を疑うことを提唱している本書。僕自身も学生時代から「常識が生まれた背景と今を比べて、本当にそれを守るのが正しいのか」というのをいつも考えていたので、非常に共感出来ました。読んでいて、新卒ではいった会社で最初に配属になった時のことを思い出しました。

今は分かりませんが当時は役職つかない社員は残業代が出るので生活残業している人が非常に多い上、週3-4回飲み会がありました。僕は短期的には残業代で潤うことが無くてもやるべき事を定時までに終わらせて、退社後は自己研鑽や友人との時間に充ててました。飲み会も最初の1ヶ月つきあった結果新人を育てるために意図的に多くやってるのではなく、惰性で毎日同じメンバーで飲みに行くと分かり、それ以降欠席で通しました。その結果は...今考えれば左遷人事。当時はまぁ会社員だからこういう異動もあるかな、位で受け止めてましたが...。

でも自分を貫き通した結果が今なので、全く後悔していないどころか、正しい事をしたと思っている次第。上司からしたらさぞかし使いづらい部下だっただろうなとは思います。

あたりまえを疑え。 自己実現できる働き方のヒント
澤 円
セブン&アイ出版 (2018-11-26)
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