生まれて初めての訴訟その2

11月某日、2回目のcall-over。もう緊張はしなくなったものの、前回の裁判官の指摘に可能な限り答えられるよう書類を用意して挑みました。

自分の番になり、被告は今日も来ません。そんな予感はしていたので、これで裁判も結審か、と思って手続きを進めていたら、部屋の中に女性が1名入ってきました。担当員が名前や入室の理由を問いただすと、なんと被告の代理人!あと5分ほどで諸手続が終わっていたので、もっと遅刻してきてくれれば、と心の中で地団駄踏みました。

担当員との会話は広東語なので香港人のようす。しかも広東語ですすめたいらしく通訳を要求。ということは弁護士では無さそうです。

代理人曰く、被告は一切妥協には応じないとかたくなだったとのこと。裁判に踏み切った理由の1つが、相手のこのかたくなさ。自分の言うことを聞けと言わんばかりの物言いの連続だったので、代理人のメッセージはさもありなんという感じでした。

さて代理人が来たため、前回及び今回用意した書類は一旦棚上げ。改めて担当員の前で状況とお互いの主張を繰り返し、担当員から「裁判は時間と労力、費用がかかる。特に費用は係争の金額以上にかかる可能性もあるから話し合いで解決することをオススメする」と言われ、僕は被告に伝えていた妥協金額を改めて提示。代理人はそれを電話で被告に伝えたものの、ゼロ回答とのこと。

次は法廷で裁判官による、今後の手続きの説明。そこで担当員と同じ話が出て、裁判官からは金額折半でどうか、という提案が出てきました。それは僕の先ほどの妥協金額よりも上ではありますが、かたくなな被告の態度を見ていると終わりが見えないため、合意。代理人が再度電話で被告と話をしたものの、同じくゼロ回答、一切妥協の余地無し、とのこと。仕方が無いのでこのまま裁判に突入、最短でも9ヶ月、6回の法廷が開かれることになりました。次回の法廷は2021年1月。

続きはまた日を改めて。