『リング』読了

著者である鈴木光司氏、漢字は違うものの同姓同名ということもあり、気になる小説家でしたが、香港来て以来すっかり読んでいなくて、久しぶりに見たニュースが死去でびっくりするやら。まだまだお若かったのに...ご冥福をお祈りいたします。

このニュースに触れて、改めて『リング』シリーズを読んでみようと思ってアマゾンで調べたら6冊も出ていたんですね!3部作だと思ってました。ということで6冊纏めて買って、読んでいくことにしました。

本書はその一作目。文庫本が出てすぐに読んだと思うので、1993年頃に読んだと思うのですが、結構細かいところは忘れているものですね。最後までハラハラしながら読みました。

2000年以降に生まれた人だと本作で出てくる小道具類、ビデオテープとか、見たことも無いのでしょうが、そういう当時の雰囲気を思い出しながら読むのも楽しかったです。

3部作で重要人物になる高山竜司は著者ご本人をイメージしているのかな、と読みながら思ったり。

そして、一つ大きな誤解というか、忘れていたのが、山村貞子が人を魅了して止まないほどの美人であるという設定!(ブラウン管の)テレビから白装束で長い髪振り乱して這い出してくるイメージだったので美人とは思ってなかったのですが、これは映画版の設定の時にそうなったようです。

映画版は観ていないものの、そのイメージが小説の後に僕の記憶を上書きしていたようです。推理小説の映画というよりもっとホラー映画にしたかったようで、日本古来の幽霊のイメージと結びつけた映像化、ということらしいです。

本作から次作へどう続くか、あらすじは覚えていますが、本作でも細かい所忘れていたので改めて次作も楽しめそうです。