1ドルの報酬

「グーグル経営陣、大量の株式売却」の真相に迫る - CNET Japan

上記記事によれば、Googleのファウンダーの2人は、株式公開前に、株の売却について取り決めた契約書を作っており、法的に何ら問題ないとのこと。

ホントこの会社の人間は用意周到で賢いです。

ちなみにSergey Brinはおよそ650万株を売却して16億8000万ドルを、Larry Pageは約580万株を売却、14億ドルをゲットとのこと。現CEOのEric Schmidtも、210万株以上を売却して5億200万ドルゲット。うーん、約1600億円と1400億円ですか…。どうやったら使い切れるんだろうか。

ちなみにこの3人、仕事に対する報酬としては現在1ドルとのこと。復帰した頃のSteve Jobsみたいですね。自社株売却で十分なお金があるから、巨額の報酬を会社から取らなくてもいい、ってことなんでしょう。そうすれば役員報酬への予算が減るから、会社としても(売り上げに比べれば多少ってとこだろうけど)利益を増やすことが出来ますね。

日本でもそういう会社が出てくると面白いんだけど、なかなか自社株売却ではこんなお金を手にするのは難しいでしょうね。

そういえば某お友達が以前働いていた、ウルシステムズ、IPOで初値が91万越えたとか。すごい人気ですね。4,5年前にプロマネ探してます、っていうヘッドハンターからのお誘いがあったけど、僕のスキルとマッチしなくて面接すらして貰えませんでしたが、喰らいついて何とか入社しておけば良かったか(笑)冗談ですが。

それよりも自社株を何とかしないと…。内部の人々はみんな頑張ってるんだけど、なかなか株価には影響しないですね。というか下がりっぱなし。売り上げ及び利益率をもっと上げ、タイムリーに自社製品・サービスをPRしていかないとダメなんでしょうけど。それが出来れば苦労はしないか。