三和銀行がアジアの拠点として香港に支店を開いてからの軌跡をまとめた物です。
元々は様々な媒体で香港支店を追っていたレポなんですが、文庫本にまとめるに当たってこのタイトルになったようです。まぁその方がキャッチーだから、って事だと思いますが、内容の8割は香港支店です。
香港でいかにして根付いていったか、そしてそこを拠点にして中国本土へ展開していったか、ということが、非常に泥臭いレベルからしっかり描かれていて、中国や香港でのビジネスを考えている人には好著だと思います。
チャイナリスク ある邦銀の挑戦 (小学館文庫)
posted with amazlet on 08.01.11
立石 泰則
小学館 (2005/12/06)
売り上げランキング: 348088
小学館 (2005/12/06)
売り上げランキング: 348088