今日は朝から担当教授を交えてField Studyの打ち合わせでした。教授曰く、「調査はもう十分やっていて必要な情報はあるはず。次のステップとしてストーリー作りに進まないと」と指摘され、その通りだとみんな納得。どういう手順で我々の案を提示していくかまとめに入りました。
夕方部屋にてField Studyの作業をしていたら、チームメンバーの1人からmsnで「準備不足で今日の打ち合わせに望んでごめんね」と謝りのメッセージが。全然謝るほど何もしてなかったわけじゃないのに、と思ったら、どうも僕が打ち合わせ中不機嫌そうにしているのを感じたので、自分の準備不足のためかと思ったそうで。
彼女はかなりマイペースで今までも連絡なしに打ち合わせすっぽかしたりとちょい困った人ではあったのですが、僕が機嫌が悪いことを見抜いていたのに非常に驚きました。周りを気にしないようでしっかり見てるんだなぁと。
僕は機嫌が悪いというのは顔に出していないつもりだったんですが…ポーカーフェースはヘタなのか…でも他のチームメンバー2人からは何も言われていないので、彼女だけが気づいたんでしょう。
もちろん、機嫌が悪かった(これ、ちょっと正確な言い方ではないけど妥当かな)のは彼女のせいではなく、一つはトラムツアーが結局中止になったこと、もう一つは自身の無力さに、不機嫌になっていたのでした。
いったん延期を決めたトラムツアー。26日月曜日に再設定したものの、やっぱりみんなやる気が失せてしまったようで…結局いったんキャンセルすることに。まぁ予想できた反応ではあるのですが、それにしても思い通りにいかないことに腹を立てている自分がいます。誰のせいでもないし、延期した判断も間違いなく正しいと思いますが。昨日から雨が降り続いていたので、天候の面からいっても中止は正解だったはず。
世の中思い通りにいかないことの方が多いのだから、その程度の感情は上手くコントロール出来ないと、とも思うのだけど、それが中々上手くいかず、昨日は1日超低テンションでした。
その上昨晩四川省出身の友達から、「今夜M6級の余震がまた起こるらしいのだけど、家族や彼氏と連絡が取れない」とmsnでメッセージが。結局彼女は朝まで寝ないで電話かけたりして家族とは連絡がついたものの、彼氏とは今日のお昼になっても連絡が付かないとのこと。余震は実際に起きてM5級だったそうです。
なんかそういうのを聞いていて思いました。わざわざ香港のビジネススクールまで来て色々勉強しているものの、大災害で被災した人たちに対して今僕が出来ることは結局募金程度しかないということ、被災地にいる家族や大切な人たちに電話で安否確認するしか出来ないと無力さを感じている友達に対して、してあげられることが話を聞いてあげる程度ということ、この2点で非常に無力感を抱いてしまい…。
さらに東京で今直下型地震が起こって家族の身に何かあったら…と考えたら、夜もあまり寝られませんでした。夢の中でもつらつらのそんなことを考えてしまっていたみたいで。
考えても仕方がないことだし、今できることをしていくしかない、というのは分かってはいるものの、なかなかテンション上げるところまでいっていません。それで今日もまだ低テンションなのでした。
とはいえ、周りに余計な気遣いをさせたくないので、ちゃんと気分を入れ替えないと。
じょんどー
募金をしたり、不安がっている人の話を聞いてあげることだって
十分役にたつことだとはおもうけどねー。
まあ、(別にボランティアとかに限らず)ビジネスの「本業」にうちこむことで、
同時に被災者や困っている人に貢献できるような仕組みになっていればさらにいいんだけどね・・・
こーじ
じょんどーさん
おっしゃるとおり。なんだけど心が理性の通りには動かないわけで。もどかしいわけです。