選挙に行って来ました。

朝は結局『機器侠』を観てきました。思ったよりは面白かったです。期待値が低かったからかな(^^;。感想はまた別途。

午後は銅鑼灣でちょっとお買い物をしてから、中環にある在香港日本国総領事館に行き、在外投票を行ってきました。海外に住むようになってから初めての国政選挙。今年初めに香港に戻ってきて在外選挙登録しておいて良かったです。

iPhone買ってから毎朝産経新聞を読むのが日課になっていて、割と選挙についての情報は把握していました。それにしても産経はあからさまに右寄りですね…。初めて定期購読しているので、話には聞いていましたが本当なんだと驚き。

投票に行く前に自民党と民主党のマニフェストも確認しました。これだけ読むと実は自民党の方がビジョンがあるように見えますが(あくまでも民主党との比較で)、彼らはそれを実行に移さない(移せない?)ために、絵に描いた餅でしかないので、あまり意味がないなと。

民主党の方はウワサ通りバラマキ一覧表ですね。「コンクリートではなく、人を大切にしたい」とのことですが、過去に箱物行政が盛んだったのはそれなりに理由があって、地方に雇用と収入を生み出し、中央との(時間的)距離を縮めた、という観点で意味があったと思うんです。但しそれが時代遅れになっているのは事実。

しかし現在の民主党のマニフェストを見ると、単にお金の使い先を変えただけで、発想は自民党とかわらんのでは?

そもそもどちらの党も、

・国全体の長期的なビジョンをまず示し
・それを達成するには何年後までにどうあるべきで
・そのためにどういうアクションを起こすか

ということを国民に提示すべきでしょう。「国民の意見を反映して」バラマキマニフェストを作ったというのなら、国民をなめているのか、国民がなめられているかのどちらかでしょう。

ということで、投票権をお持ちの皆さんはちゃんと日本の行く末を考えた上、投票に行きましょうね。