今日は朝から活動。まずは台北駅近くにある『苦茶之家』へ。「良薬は口に苦し」を地でいくような、にがーい漢方のお茶を売っているお店です。ホテルからは徒歩15分程度。暑かったのでちょっとつらかったです。
味は本当に苦い。甘みのある粒を舐めながらなんとか飲みました。体には良さそうですが。
次に歩いて台北駅まで。暑いので途中中山地下街へ降りて地下街を歩いてMRTまで。次に行ったのが六張犁です。ここでRebeccaと1年ぶりに再会。小龍包が食べたいといううちの彼女のリクエストに応え、Rebeccaが連れて行ってくれたのが『明月湯包』。
鼎泰豊と高記は何度か行っているので、別のお店をリクエストしたらここに連れてきてくれました。ガイドブックにも載っている有名店の一つですが、なんせこのお店以外回りは特に観光名所がないので、なかなか行く機会がないお店。
このお店で小籠包三籠も食べちゃいました。美味しい!来て良かった~。肉汁がたまりません。見回すと12時過ぎてお客さんがいっぱい。やっぱり人気店なんですね。
お昼を食べ終わった後はまたMRTにて移動。今度は龍山寺へ。ここで2年ぶりに台湾人の友達Kentと再会。彼は僕が北京大学に交換留学していたときに清華大学に交換留学していたのでした。4人で龍山寺へ。
ここは特に恋愛の神様として日本人女子には有名なようですが、実際には恋愛のみならず様々な御利益があるみたい。Kentが驚くほど細かく英語で説明してくれました。自分が日本にいて外国人の友達に浅草寺などの縁起を聞かれても答えられないだろうな、と思うと、自分の勉強不足がやや情けなく思われました。
Kentの解説で、今の時期はあの世から幽霊が現世に帰ってくる時期で、色々お供え物をしたりするんだよ、と言われて、そうかお盆は日本だけの風習じゃないのね、と当たり前のことに納得。道理で昨日も街中でお供え物や地獄紙幣を燃やしたりしていたわけだ、と思い当たりました。日本の都市部では古い習慣は廃れつつありますが、香港やここ台湾ではまだまだ残っています。営業時間中に銀行の行員さんたちが入り口でお供え物をしたり線香に火を付けたりしているのが当たり前。
Kentの解説に従って、龍山寺で参拝。恋愛の方は...内緒ということで。その後、近所の漢方などをいれたジューススタンドで、アロエジュースを買って、飲みながら移動。
次の行き先は剥皮寮。ここは台湾映画『艋舺』の撮影場所として一躍人気が出たホットなエリア。とはいえ、撮影で使った場所はあらかた片付けられていて、一部が展示品として残るのみでした。
映画は、僕のちょっと苦手なジャンルだったので実は観てはいないのですが、剥皮寮を観て歩いて、改めて観てみたいと思いました。
龍山寺近くの『龍都冰果専業家』でかき氷を食べながら、次の予定を立てます。僕らはこれで本日の課題はやり尽くしたけど、夕飯までまだ3時間近くあるので、KentとRebeccaからすすめられて、台北101へ行くことにしました。
Kentの車で台北101へ向かう途中、大雨。外歩きというプランをチョイスしなくて良かった...。台北101に着いたら、実はKentが昼抜きだったとのことで、モスバーガーでハンバーガーを買ってフードコートで一休み。ガイドブックを見せながら、オススメスポットやレストランを教えて貰いました。あまりの大雨だったので台北101の上には上がらず。
18時にKentが友だちと待ち合わせ、というので、それに合わせて僕らを乗せて東區へ。ここにある『圍爐』が本日の夕飯。これも昼間Rebeccaにガイドブックを見せて予約を取って貰ったのでした。ちなみにお昼も予約を入れてくれていたみたい。予約無しだとタイミングが悪ければ入れなかったので、感謝感謝です。
圍爐に着いたのは18時過ぎ。ここでKentとRebeccaとはお別れ。僕らはちょいと街歩き。既に雨が上がっていたので良かった良かった。
19時に圍爐に戻り、今日一緒に夕飯を食べてくれる友だちを待ちます。今日は東京から到着したばかりのIさんAちゃんカップル、それに昨日に続いてEdgarとJosephと待ち合わせ。このお店の特徴は火鍋。北京で食べた羊の火鍋のような鍋を使います。
6人で肉も野菜もがっつり食べます。鍋にあらかじめ入っている酸味のきいた白菜と豚肉がたまらない!これはまた来なければ、というお味でした。またここも人気店らしく、予約無かったら入れなかったのでは?と思うくらい混んでます。
がっつり食べた後は当然別腹。近所の甘味処へ。Josephが連れて行ってくれたのは『東區粉圓』。ここは台湾風デザートの有名店。ここで豆類の入ったスイーツを食べてシメ。美味しかったけど、食べ過ぎました。ということで、忠孝復興駅まで散歩。途中でJosephとEdgarとはお別れ。
まだ夜は早い、けど飲みに行く程気力もない、という状況だったので、中山駅近くのマッサージへ行くことにしました。ここで1時間ほどマッサージを受けていると、東京在住の友だちKさんから電話。奥様帯同で台北旅行に来ているのはTwitterで知っていたので、僕の台湾の番号をお伝えしていたのでした。
中山駅近くで合流したものの、この辺りの飲み屋は全滅。あとは林森北路のスナック街くらいだけど、あそこらへんは日本人駐在員御用達のスナック・キャバクラばかり、という話なので今回は不適切。結局あきらめて解散してしまいました。Kさんご夫妻には申し訳ないことをしました。