今話題の大阪都構想に関して、大阪市長の橋下徹と、堺屋太一が共著でその構想の始まりから現在までを書き綴った本です。
一方的に鵜呑みに出来ない部分もありますが、大阪の現実を知らなかったので、良い勉強になりました。大阪市内の区長が全て任命制とか、東京の常識でみていたので全く知りませんでした。
確かに小さなところ(大阪府)から成功体験を積み重ねることで、国全体を変えていく、というのはわかりやすいと思います。
橋下さんのやり方に賛否両論あるのは当然。議論が起こることで、橋下さんの思い通りではなくとも、今よりもよりよい方向で府民全体で考え、行動を起こしていくことが出来るんじゃないかなと思います。
今後の動向が楽しみです。
もりもり
区長が選挙で選ばれるのって東京だけじゃないかな?横浜も大阪と同じく任命制だし、他の政令指定都市も同じだと思うよ、たぶん。
小さいところから成功体験を、という意味で言えば、大阪府よりももっと小規模な政令指定都市が多数あるので、逆にそういうところから始めるという手もあるかもね。
こーじ
東京の区長システムが全政令指定都市と同様だと思ってる人でした。そういう人、少なくないと思うよ、東京の人で。
大阪府よりも小さい、というのは可能性はありかもしれないけど、今のところ他の市では似たような動きがないので、まずは大阪のお手並み拝見、でしょうね。