『太平輪:亂世浮生』観ました。

章子怡(チャン・ツィイー)、金城武、宋慧喬(ソン・ヘギョ)、黃曉明、佟大為、長澤正美、黒木瞳等出演。吳宇森(ジョン・ウー)監督作品です。

以下のblogにもあらすじと感想があります。

『太平轮』The Crossing(中国映画):ららぴっとのブログ:中国江蘇省南通市の生活

ららぴっとさんと同じ感想なのですが、元々上下に分かれているのは知っていたものの、本作品は沈没するタイミングで船に乗り込むことすらなく、序章だけで終わってしまいました(笑)それってどうなのよ?と観終わって一人ツッコミ入れながら帰途につきましたよ...。しかも豪華スターの一人黃曉明は本作品中で戦死扱い...下には出てこないんでしょうね、回想シーン以外。

あと長澤まさみが中国映画に、という触れ込みがあったにも関わらず、本作品では回想シーンのみ、かつ台詞は全て日本語。折角台湾のテレビドラマで中国語頑張って話していたのにね。もったいない。

それ以外にビックリしたのは、本作品中黃曉明を中心に戦闘シーンがかっこよく描かれているんですが、黃曉明は国民党の軍人役。かつて中国で国境内戦中の国民党をここまでカッコヨク描けた作品はなかったのでは?よくこれで中国国内上映OKになったなぁと思いました。もちろん最後は敗れてしまうのと共産党軍については卑下した描かれ方は一切無いので、問題は無かったのでしょうが。中国映画史のターニングポイントと言ってもいいんじゃないでしょうか。

とりあえず下を観ないと収まりが付かない(笑)ので、あと2ヶ月ほど待つことにします。